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お知らせ
病気と予防のおはなし

夏・熱中症に気をつけましょう!

更新日時:2011/08/12


夏に気をつけなくてはいけない代表的な病気に熱中症があります。
熱中症とは、高温・高湿度の環境下で起こる様々な体の障害の総称です。暑い日はもちろん、それほど暑さを感じない日にも起こりやすい病気です。
ヒトでも毎年初夏から秋にかけて、熱中症による悲しいニュースをよく耳にします。車の中や締め切った部屋の中など、危険な場所・状況は日常的にたくさんあります。熱中症を正しく理解し、予防や早期治療(対応)などを含めて、ご家族皆様で快適な夏の過ごし方を話し合ってみてくださいね。

★ウサギ・ハムスター・リス・鳥類なども、高温多湿には弱い動物達です。どうぞ気をつけてあげてください!


○原因
高温多湿の状態におかれたこと・体内に熱がたまってしまう環境などが原因となります
例えば・・・
 ・日射病(室内・室外・散歩中など)
 ・車内に放置
 ・ドライヤーなどの不適切な使用
 ・風通しの悪いケージ内での輸送
 ・熱中症になりやすい品種(※1)
 ・基礎疾患がある場合(※2)
 ・老齢・または若齢
 ・過度の運動
などです。
また、個々の耐性によっても発症する確率が変わってきます。

※1:熱中症になりやすい品種
 ・北方犬や長毛品種:一般に暑さに弱い品種とされます。
   シベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュート、サモエドなど
 ・寒冷地方から連れてきたワンちゃんネコちゃんの最初の夏も要注意です。
 ・短頭種犬:ワンちゃんの体温調節の重要な器官である呼吸器(鼻・口腔)に特徴があります。
   パグ、ブルドッグ、フレンチブルドッグ、シー・ズーなど
 ・大型犬:体の大きさに比例して、熱の生産量が多いため危険です。
   バーニーズ、レトリバー種など
※2:熱中症になりやすい基礎疾患
 1.心疾患・上部気道疾患
 2.慢性的な疾患
 3.体調不良時(脱水症を起こしている状態など)
 4.肥満
 5.過去に熱中症になったことがある

○症状
体温の上昇により、次のような症状がみられます
 40℃以上・・・口を開けて呼吸する(開口呼吸)、粘膜が充血する、体が熱い
 41℃以上・・・呼吸が速い、ハーハーする、皮膚が充血する →呼吸が困難になる、意識が混濁する、グッタリする(血圧低下)
 42℃以上・・・意識障害、嘔吐、痙攣、尿・便の失禁 →全身性ショック状態、脳障害、多臓器不全
 43℃以上・・・全身性の変性→死亡

また、高体温症は多くの合併症や後遺症を続発します。
重度の脱水によって起こる循環器障害や急性の腎不全、血液の凝固異常、消化管潰瘍、下痢、脳障害など、全身の臓器に様々な障害を引き起こします。重度の熱中症では「タンパク凝固」という不可逆的な変化が体内で起こるため、死に至るケースも少なくありません。


○治療

熱中症の治療で最も重要なことは、早期発見・早期治療です!
時間経過と体温上昇により、症状は進んでいきます。ご家族の皆様がワンちゃんネコちゃんの異常に気付き、熱中症を疑いましたら、すぐに病院にご連絡をください。緊急来院と、それまでにご家庭でできる処置をお伝えします。

●ご家庭では・・・
まず、体温を測ってみてください。ヒト用のデジタル体温計で良いので、ワンちゃんネコちゃんの肛門にて測定してください。もちろん、緊急・重症時には体を冷やしながら測ってください。
※暑い夏を機会に、ご家庭に1本ワンちゃんネコちゃん用の体温計を用意しておきましょう!

★体温40℃以下の場合
 ・涼しく風通しの良い場所に移す
 ・意識があれば、水を飲ませる
 ・ゆっくり休息させる
→落ち着いたら、来院してください。
一見症状が軽くご家庭内で回復したようにみえても、その後に症状が進むこともありますので、できる限りご来院ください。

★体温40℃以上の場合
緊急処置が必要です!病院に到着するまでの間に、初期治療を行ってください。
 ・冷水をかけて全身を濡らす(※お風呂などで冷たすぎる水に直接体を入れるのは避けてください。熱の放散が妨げられることがあります)
 ・濡れたバスタオルで全身をくるむ
 ・扇風機・ドライヤーの冷風をあてる
 ・氷などで部分的(首や脇の下・内股など)に冷やす
→濡らしたままの状態で結構ですので、緊急来院してください。走行中来院時も車内の窓は全開にするなどして、体から熱を逃がしやすくしてあげてください。
時間が経過すればするほど、命の危険性が高まります!

○予防

熱中症は、ご家族皆様のお心配りで防ぐことのできる病気です。大切なワンちゃんネコちゃん達のため、どうぞ以下の点にご留意ください。

 ・少しの時間だからといって、車中にワンちゃんたちを置いていくのは絶対にやめましょう!クーラーをかけていっても危険な状況には変わりありません
 ・夏場は日中のお散歩は避けましょう(夕方もアスファルトが冷め切っていないことがあります。早朝のお散歩をお勧めします)
 ・長時間のお散歩時には、十分な飲み水と濡れたタオルを持参しましょう
 ・気温が高い時には、激しい運動は避けましょう
 ・屋外飼育の場合は、一日を通して日陰の場所を確保し、直射日光が避けられる風通しの良い場所で、常に水分が補給できるようにしてあげましょう
 ・屋内飼育では、ご家族様の不在時は特に室内環境を考えましょう(24〜25℃の温度設定で換気の良好な環境が好ましいです)
 ・飲み水は、たっぷりとご用意ください。水分補給に心がけてください
 ・あまり涼しい環境に慣れていると、屋外での暑い環境ですぐに熱中症にかかりやすくなります。普段の生活から、室温を下げ過ぎないように気をつけましょう(クーラーを上手に活用してください)

※一度熱中症を経験したワンちゃんネコちゃんは、体温調節が乱れやすいことがあります。再発の危険性がありますので、特にご注意ください!


過去には、ワンちゃんと一緒に海に出かけた際に帰りの車中で熱中症を起こしてしまった、という事例もありました。泳いだ後でも油断せず、帰る際には、まずしっかりと水分補給をして、十分休息をとって落ち着いてから、車に乗せてあげてくださいね。


熱中症は、日中はもちろん、涼しくなった夕方などにも突然症状が出てくることもあります。少しでもおかしいなと感じたり、熱中症を起こしそうな行動にお心当たりがある場合は、お早目に病院にご連絡ください。
一刻を争う病気です。ご家族皆様の対処が、命を救うことにつながります。大切なワンちゃんネコちゃん達を、ご家族皆様で守ってあげてくださいね。

 





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