小学校と幼児園のウサギ健康診断

今学期の小学校・幼児園ウサギたちの健康診断が終了しました。

現在、刈谷市内の3小学校・3幼児園のウサギたちを、順番に診察しています。

どのウサギたちも基本的には元気に過ごせているようです。

ですが、少しカゼ気味の子や皮膚病の子もいるので、注意が必要です。

これからますます寒くなる季節ですし、しっかりと薬を飲んで治していきましょう！

診察のタイミングが放課（休み時間）中に当たることも多いのですが、そのときには子供たちがウサギたちと触れあっている姿を見ることもできます。

みんな笑顔で楽しそうに、優しくウサギたちと接しています。

撫でたり、抱っこしたり、話しかけたり、野菜をあげたり・・・

そんな光景を見ていると、やっぱり子供たちが動物と触れあうことは、とてもいいことだな、大切なことだな、と実感します。

何か、特別な感情を得ることができる、貴重な時間だとも思います。

そういえば、小学校で「ふれあい教室※」を行うと、最初は怖がっていた子たちも、徐々に目がキラキラしていき、どんどん積極的になっていくことをよく経験します。

特に初めて動物を触る子たちの反応は、とても新鮮です。

ここ数年は新型コロナ感染症の影響で開催されていませんが、落ち着いたらまた再開できるといいな、と思っています。

※「ふれあい教室」･･･愛知県獣医師会が主体で行っている学年単位の小学校授業。座学の後、実際にウサギを抱っこしたり心音を聞いたりして「命」を感じながら触れあい、勉強・体験をしていきます。地域の開業獣医師らが講師となります。