202311/05
動物愛護フェスティバル
豊田市動物愛護センター(鞍ヶ池公園内)で毎年秋に開催されている「動物愛護フェスティバル」に、数年ぶりに参加してきました。
以前は「動物愛護推進員」として「ペットなんでも相談」のお手伝いをしていましたが、
今回は「愛知県獣医師会員」として「モルモットとのふれあい」を担当してきました。
(モルモットのモルちゃん)
「ふれあい」に来てくれた子供たちには、あまり動物を触った経験のない子たちも多く、皆おっかなびっくりという感じでした。
でも、膝の上でおとなしく抱かれているモルモットを撫でていると、皆一様に笑顔になっていく姿が印象的でした。
『かわいい~』『温かい~』『柔らかくて気持ちいい~』などの声をよく聞かせてくれました。
当院では、いつもは幼児園・小学校などでウサギを通じて「ふれあい」を行っていました。
今回はモルモットでの「ふれあい」でしたので、院長自身も先輩獣医師の指導を受けながら、皆さんに楽しくふれあっていただけるよう努めてきました。
子供たちが動物にふれあう経験が減った一因として、幼児園・小学校などでウサギなどの「学校飼育動物」が少なくなってきていることも考えられます。
お子さんの身近に動物はいますか?
感性豊かな幼少期に動物と接してその生き方や感情を学ぶことは、とても大切なことと思います。
また動物飼育をする学校が増えていくことを、願っています。
※愛知県獣医師会には、小学校のクラス単位でモルモットを一定期間飼育支援をする、「モルモットのホスティング」制度があります。
1ヵ月間から1学期間、あるいは1年間、クラスでモルモットを飼育することができます。
飼育用品などは獣医師会でご用意できますので、一度愛知県獣医師会のHPをご覧になってください。
ところで今回は、当院のマロニー(ヘルマンリクガメ・14歳・男の子)もフェスティバルに初参加しました!
フェスティバルのイベントの1つとして、著名な先生による、「カメに関する講演」が毎年開催されています。
10種類以上のいろいろなカメたちとふれあえる形式になっています。
そこに今回はマロニーも、同じカメ種の女の子と一緒の容器に入れていただき、ふれあいのお手伝いをしてきました。
いつも1匹で暮らしているので、初めての友達かもしれません(左側がマロニーです)。
お見合いまでいってくれれば・・・と期待しましたが、残念ながらそんな雰囲気にはならなかったようです・・・
その後は芝生のところでまったりと自由にくつろいだり、子供たちに撫でられたりしていました。
久しぶりに参加したフェスティバルでしたが、動物に対する想いを持ったいろいろなヒトが積極的に参加できて、とても良い催しだと改めて実感しました。
ワンちゃんネコちゃんたちも一緒に参加できるフェスティバルです。
機会がありましたら、是非皆さんもご参加ください。