STOP!熱中症

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202407/26

STOP!熱中症

暑いですっ❗

7月に入ってから、熱中症関連と思われる危険な症状の子が増えてきました。

雨が多かった中旬頃には一旦減りましたが、梅雨明けと共にまた危険性が増してきています。

特に今年の夏は10年に1度の猛暑といわれているようなので、要注意です!

 

最近は、みなさんの「熱中症予防意識」も上がったため、お出かけ時や運動時などの屋外での発症は少なくなりました。

(日中はあまり外に連れて行かないようにもなりましたねー)

しかし、お家の中、そして夜間に発症してしまうケースが目立ってきています。

場合によっては、1日中クーラーをつけていても発症してしまうこともあります。

これは温度管理だけでなく、水分摂取量や食事量、体格や体調、そして建物の日当たりや日差しなどが関与しています。

(例えば、留守番中に何か興奮することがあって急激に体温が上がってしまった、直射日光の当たる場所でずっと寝ていた、飲み水がなくなっていた、などということもあるかもしれません・・・)

そして、老齢や基礎疾患のある子たちは特に要注意です。

温度・水分・体調管理など、例年よりも更に一層気にかけておいた方が良いと思われます。

 

ワンちゃんとネコちゃんを比べると、圧倒的にワンちゃんの方が熱中症を多く発症します。

特に短頭犬種の子たちは、その口元の構造から熱の発散が苦手となります。

ネコちゃんは本来暑さには適応力が高いといわれていますが、それでもこの暑さには対策が必要です。

また、ネコちゃんは水分をあまりとらないことから、脱水気味の体質になりやすくもあります。

ですので、典型的な熱中症の症状ではなく、なんとなく元気や食欲がないといった状態が、実は熱中症だった、ということもあります。

 

熱中症のレベルも、軽度のものから重度のものまで様々ですが、どの場合もどれだけ早く気づくことができて、どれだけ早く対応・治療に入ることができるのかが重要となります。

軽い段階であれば、早期に適切な処置をすれば回復できます。

しかし、重度の場合は、残念ながら手遅れになってしまうこともあります。

また、集中治療でなんとか回復できたとしても、腎機能などの内臓障害や、呼吸障害・脳障害などの後遺症が認められることがあります。

異変を感じたらすぐに応急処置をして、早急に動物病院へ受診してください!

 

テレビを見ていても、毎日のように「今日は〇〇人が熱中症疑いで病院に搬送されました」というニュースが流れます。

もちろん、ワンちゃんネコちゃんたちも(大きく報道されないだけで)例外ではありません。

 

予防対策と体調管理をしっかりして、熱中症にならないようにしましょう!

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