202012/01
ウサギの健康診断
今学期も、小学校や幼稚園のウサギたちの健康診断を無事に終えることができました。
新しく健診を始めさせていただいた学校もあり、新たにまた違う性格のウサギたちとふれ合う機会が増えました。
元気に飛び跳ねる子たちがほとんどで、捕まえることが大変なくらいです。
そして爪が長い子は爪切りです。
健診終了後にご褒美のニンジンをもらっている子もいましたよ!
そんな折、かりがね小学校の先生から相談を受けました。
お腹から膿が出ているのでどうしたらいいか、というものでした。
連れて来てもらって診てみると、できものがはじけてしまっています(乳腺腫瘍自潰)。
推定年齢8歳以上と高齢(ウサギの平均寿命は6歳前後)でもあるため、手術は断念し保存療法を選択していくしかありません。
しかし、学校で毎日の自潰部処置や投薬等を行うことが難しいため、当院で最期までお預かりすることになりました。
体調はやや不安定ながらも、まだ食欲はしっかりあるので、少しでも長く頑張ってほしいものです。
温和で優しい性格の子です。
体調が良ければ、晴れた日の午前中は中庭散歩をしていますので、見かけたら応援してあげてください。
12月6日 ~追記~
小学校の近所の方々からのお見舞い品をいただきました!
みんな応援してるよ、頑張ろうね、バニラちゃん!