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202310/06

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ワンちゃんに定期的なシャンプーを行っていますか?

月に1回ほどのシャンプー実施は、被毛状態を健康的に保つことに役立ちます。

定期的にトリミングに行かれている場合も多いと思いますが、ご自宅でもシャンプーができると良いですね。

(当院取り扱いシャンプーの一例)

 

とはいえ、(皮膚病治療以外で)あまりにシャンプーの頻度が多くなってしまうと、却って皮膚の状態を悪くしてしまいます。

これはワンちゃんの皮膚表面の層(角質層)が、ヒトの1/5~1/3程しかないためです。

もし、シャンプーの頻度を上げるのならば、刺激性の少ない成分のシャンプーを選ぶと共に、コンディショナーも使用してください。

(コンディショナー)

 

~基本的なシャンプーの仕方(2度洗い)~

①ブラッシングをして被毛の状態を整える

②被毛をぬるま湯(25℃くらい)でよく濡らす

③シャンプーを被毛にすり込み、泡立つまでよくマッサージする

④ぬるま湯ですすぐ

⑤2度目のシャンプーをする(有効成分が皮膚に届くようにしっかりマッサージする)

⑥泡立てた状態のままで5~10分間待つ

⑦ぬるま湯でよくすすぐ

⑧必要に応じてコンディショナーを使用する

⑨タオルドライをした後、ドライヤーでしっかり乾かす(温度に注意)

特に①と⑥、そして⑨が大切です。

時間がかかることや、じっと待機しているのが大変な場合もありますが、ぜひ頑張ってみてください。

 

被毛状態や体調を保つためにも、とても良い方法のシャンプーですが・・・

高齢の子や病気治療中で体力の下がっている子へのシャンプーは、心身共にかなり負担になってしまう場合もあります。

そのような時は、毎日のブラッシングやタオル(シート)ケアで被毛管理をしていきましょう。

 

また、「水のいらないシャンプー」を利用する方法もあります。

本来、シャンプー成分と汚れはしっかりと洗い流した方がいいので、基本的には「水のいらないシャンプー」はお勧めしていませんでしたが、最近は獣医師監修の元でしっかり作られた良い製品も出てきました。

一例として、

アラダームウォーターレスシャンプー(Virbac):泡状に出てくるミセラーウォーター(ミセル成分が皮脂汚れを吸着する方式)です。

適量の泡を皮膚や被毛に馴染ませ、必要に応じて拭き取りやブラッシングをします。

泡状なので使いやすく、毛並みの仕上がりも良いです。

水の嫌いなネコちゃんにも使いやすいです。

また、このような「水のいらないシャンプー」は、災害時の避難携行品としても利用できます。

 

ちなみにネコちゃんの場合ですが、シャンプーを行うことは可能ですが、ワンちゃんよりも嫌がって暴れてしまうことが多いです。

子猫の頃から継続的に行って、シャンプーは楽しい事だと認識してくれたらできるかもしれません。

※元々ネコちゃんは自分でグルーミング・毛繕いをして被毛を整えますので、ワンちゃんほどシャンプーの必要性はあまりありません。

(ネコちゃんには狩りの習性が強く残っていて、獲物に近づくために自分の匂いを消す習性があることから自分で手入れをするようです)

その代わり、ブラッシングをしっかりしてあげてください。

特に長毛種のネコちゃんは毛玉ができてしまう場合が多いので、毎日してあげてくださいね!

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