202608/07
犬や猫の熱中症について知ろう!<前編>「熱中症の症状と傾向」
人間だけでなく、ワンちゃんやネコちゃんも熱中症になることをご存知ですか?
日本の夏は年々記録的な猛暑を更新しています。
今年も、またこの地域は特に、異常気象と酷暑日が増える傾向にあるといわれています。
熱中症の症状や対策を知り、大切なペットたちを守る熱中症対策を万全にしていきましょう。

〇熱中症かも?こんな症状に注意!
犬や猫の熱中症も、人間と同じような症状が現れます。
息苦しそうな呼吸(犬:パンティング・猫:開口呼吸など)や、ふらつき、よだれ(流延)、粘膜の充血やうっ血、頻脈、場合によっては嘔吐や下痢、更に悪化すると筋肉の震えや痙攣が起こり、意識がなくなります。

特に短頭種、シニア期、肥満や持病(基礎疾患)がある場合はより注意が必要です。
体毛が黒い子や濃い被毛の子、長毛種、運動量の多い品種なども、危険性が高まるので気を付けましょう。

★短頭種はなぜ注意が必要なの?
短頭種とはフレンチブルドッグやパグ、ペルシャやヒマラヤン等のマズル(鼻)の短い品種のことです。
短頭種は鼻が短く口腔の面積が狭いため、唾液を気化して熱を逃がすのが苦手です。
このため熱中症などのリスクが他の品種に比べるとはるかに高くなります。
念入りに熱中症対策を行いましょう。
★シニア期はなぜ暑さに弱いの?
体温調節機能の低下や疾患などにより、暑さ調節ができにくくなります。
体力も落ちやすいので、少しでも変化を感じたら早めに対応しましょう。

★肥満や持病(基礎疾患)があると暑さに弱くなるの?
肥満気味の犬猫は脂肪によって体内に熱がこもりやすく、また首の周りの脂肪によって呼吸機能が低下し、呼吸による体温調節が難しくなるので、暑い時期はより一層注意が必要です。
持病がある子も同様です。
様々なことに対する対応力や免疫力が落ちやすい状態なので、気候変動が激しい時期はより一層注意が必要です。
★運動量の多い品種も危険なの?
暑くても走り回りたい気持ちが先行する場合も多いです。
飼い主様によるコントロールが重要となります。
犬や猫の熱中症について知ろう!<中編>「熱中症への対処法と危険度」
に続きます