202401/19
モルモットの てんむす ちゃん
当院にモルモット(イングリッシュ、2023年10月10日生まれ、女の子)が仲間入りしました!
(公社)愛知県獣医師会がすすめている、小学校への「ホスティング」制度の一環です。
「ホスティング」とは、希望する小学校へ動物を一定期間預けて、飼育体験をしてもらう試みです。
飼育体験以外の期間は、担当の病院にて飼育・管理を行います。
獣医師会からは、とりあえず「ヨコヤマちゃん」という仮名にて預かりましたが、病院での呼び名は「てんむす(通称てんちゃん)」と決めました。
正式名は、ホスティングの際に預け先の生徒さんたち自身に決めてもらう予定です。
来た当初は、すぐに隠れたり抱っこが苦手だったり、ややシャイな面が多いてんちゃんでしたが、
最近は少しずつ懐いてきてくれているようです。
てんちゃんをケージから出して掃除をしていると、チョコチョコ寄ってきて足によじ登ろうとしたりズボンの裾に入ろうとします!
そして、てんちゃんはとにかくよく食べます。
病院に来た時(12/25)に418gだった体重は、今では500gに増えました(もちろん、成長もあります・・・)。
栄養バランスや消化機能、歯のこと、そして学校で飼育することを考慮して、食事はペレットフードとチモシーを与えています。
特にモルモットは、(ウサギと違って)体内でビタミンCを生成できないので、ビタミンに特化した専用のペレットフードは必須です。
また飼育ケージに関しては、床材をシーツにしたり広葉樹チップやスノコを利用したりと、いろいろ試行錯誤中です・・・
鳴き声も独特でカワイイですね~♪
「ピュイピュイピュイ!」というサイレンのような声も出すので、最初の頃はびっくりしました!
体格に合わずに?声量も大きいです。
院内には、モルモットを含むエキゾチックアニマルの「診療成書」は何冊かありますが、モルモットの「飼育書」がなかったため取り寄せてみました。
モルモットのみとなると古い本しか発行されていませんでしたが、昔から変わらず専用のバイブルとなっているようです。
これらは見ているだけでも面白いですねー
機会がありましたら、是非モルモットについても触れてみてくださいね!