202402/22
小学校・幼児園飼育ウサギの健康診断
今年度の、学校ウサギさんたちの健康診断が終わりました。
小学校と幼児園、合わせて6施設、合計10羽の健康診断となりました。
何年も診てきているウサギさんもたくさんいて、だんだんと高齢になってきている子が多いです。
この先も、どの子も大きな病気にかからず、長生きしてほしいものです。
冬の時期には寒さや乾燥から、風邪症状(スナッフル)や結膜炎・目ヤニなどが増えてきます。
内服薬や点眼薬投与など、先生方にも頑張って治療を続けてもらっています。
早く寒い冬が終わって、暖かい季節が来てくれるといいですね(夏は夏で暑すぎますが・・・)。
いくつかの小学校・幼児園のお話しをしますと・・・
刈谷幼児園ではずっとウサギさん2羽で暮らしていましたが、残念ながら健診の2週間前に「しろちゃん」が亡くなってしまったため、「りぼんちゃん」1羽になってしまいました。
1羽では屋外の飼育舎は寒すぎる(寂しすぎる)環境だったので、玄関などの屋内に移してもらいました。
たくさん園児さんや先生方に相手をしてもらって、楽しく安心して過ごせると良いですね。
小垣江小の「きなこちゃん」は、病院で膿瘍の治療時に健康診断を行いました。
症状も快方に向かう時と悪化する時があり、今は継続的に治療に通ってくれています。
ウサギトレポネーマの影響もあって、皮膚の状態は完治しませんが、できる限り快適に過ごして欲しいと思っています。
小高原幼児園では、園児さんたちに「クロミちゃん」診察の様子を見てもらったり、ポータブルドプラーで心音を聞いてもらったりしました。
みんな「クロミちゃん」が大好きで、興味津々で集まってくれました。
朝日小学校では、飼育委員さん作成の『ウサギさんクイズポスター』が新しく増えていました。
皆さん、よく考えて工夫して作っていますねー
いつも微笑ましく見せてもらっています。
また校庭では、元気に遊んでいた児童さんたちが、噂の『大谷翔平グローブ』を見せてくれました!
初めてグローブをはめた子も多いようでしたが、楽しそうにキャッチボールをしていました。
『ウサギの先生だー』と声をかけてくれる生徒さんもいました。
どの小学校・幼児園でもそうですが、健診中に私たちに話しかけてくれる子たちは明るくて動物好きな子たちですねー
一生懸命ウサギさんや動物に関することを話してくれる姿を見ると、とても嬉しくなります。