202404/06
春の血液検査(+えのきの眼について)
最近ようやく桜が満開になってきましたね。
今年は開花が遅かった分、かなり待ち遠しい日々でした!
(院長の子どもの頃は入学式と桜満開はいつもセットだったような気がしますが・・・)
(にんじんのお花見)
さて、院内の動物たちにも、年に1回の血液検査の時期がやってきました。
「春の血液検査キャンペーン」を利用して、恒例の健康チェックです。
採血は・・・みんな苦手ですが、にまめ以外は簡単な保定でじっと頑張ってくれます。
お利口さんたちですねー♪
にまめは、、、うーん、今年もエリザベスカラーを付けて二人がかりでの保定でした。
“にまめ、もう少し我慢強くなって、早く慣れてねー・・・”
検査の結果、みんな多少気になるところはありながらも大きな異常は認められなかったのでホッとしました。
また来年も継続して血液検査を行っていきたいと思います。
ところで、最近えのきに気になる症状が出ています。
明るい昼間なのに、また興奮もしていなくても、瞳孔が大きくなってしまいます(散瞳)。
今のところ、視力は普通通りにあるようです。
先の血液検査に加えて、眼の検査や血圧測定を行いました。
眼圧検査と血圧は(そして血液検査も)正常でした。
眼底検査では、網膜周辺部にタペタム反射亢進と血管狭細化が認められました(原発光受容体変性)。
食事性(タウリン不足)ではない網膜変性と思われます。
今後もしっかりと経過を観察していこうと思います。
“えのき、これ以上進行しないように頑張ろうね!”