令和6年度狂犬病予防集合注射

今年も、狂犬病予防集合注射が無事に終了しました。

今回担当したのは2日間で、刈谷市内と高浜市内の計6会場でした。

両日とも天候に恵まれ、初日にはまだ桜が咲いていました。

会場に訪れるワンちゃんたちはほとんどの子が元気いっぱいで、注射を気にしたり痛がる子は少なかったです。

おそらく、屋内（病院内）で接種を受けるよりも、屋外の方が色々な刺激や開放感などがあり、痛さや気が紛れるのでしょうか？

他のワンちゃんが気になっている間や、周囲の人の声かけに気をとられたりしている間に接種できます。

ところで近年は、この集合注射を廃止する地域が（愛知県内でも）増えていています。

飼い主様方の狂犬病予防注射に対する意識は変わっていないと思われますので、飼育頭数の減少や動物病院の増加などが要因として考えられます。

現に私の所属する団体でも、開催日数や会場数が減少してきています。

集合注射は、近隣に動物病院のない地域の方々にも、狂犬病予防注射を受けやすいようにするために設けられた制度でもあります。

様々な事情や考えがあるのでしょうが、個人的には、できれば残していきたい制度だと思っています。

（特に山間部や諸島などでは行われないと不便ですよね・・・）

まあ、単純に私自身が、外で活動できることやたくさんのワンちゃんに会えることが楽しみ、ということもありますが・・・